クレンリネスに取り組む歯科医院では、クレンリネスリーダー、滅菌スタッフ、清掃スタッフ、それぞれが医院の仕組みの中で努力されています。
しかし、今までの慣習の中、考え方の幅も限られてしまっている場合もあります。
そんな時は他のクレンリネスに取り組まれている医院はどうしているのだろうかと思う事もあると思います。
しかし、それを知る機会はこれまでありませんでした。
「100医院あれば、100通りの環境、考え方、仕組みがある。」
自院でなかなかうまく行かなかった事が、思ってもみない考え方、方法でクリアしている医院もたくさんあって当然です。
自分では気付かなかった考え方や方法があり、それを作り上げた人達がいる。
しかしその人自身も、今まで悩みながら進めて来ているから、他院の方法を見る事で新たな気付きがあるかも知れません。
クレンリネスを進める方々が情報交換をし、学び、高め合って行ける場を作りたい!
そんな考えを数年持ち続けて来ました。
2016年、博多でそれは実現しました。
以降、2017年大阪、2018年 東京、2019年 東京・熊本と継続して来ました。
2018年東京開催からは舞台を歯科衛生士学校に移し、ユニットクレンリネスの実技も行うようにして来ました。
基本、クレンリネスは院内で完結し、他院の方々がどのように進めているか知る機会がありません。
クレンリネスを実施されている様々な地域の歯科スタッフさん同士、話し合い、教え合い、相談し合う事で「他の医院も頑張っている!」「こんな悩みは私達だけではない事を知って心が軽くなった」そんな感想を多くお聞きしました。
将来的には、DCPが場を作り、企画運営は歯科の現場の皆さんが実行される会になる事が夢です。
※2018年のクレンリネスミーティングはホワイトクロス様のサイトで内容を詳しく紹介して下さっています。
主催者より、参加下さった皆さんへクレンリネスの考え方について
お話しします。
クレンリネスミーティングならではの内容です。
確認の意味のお話しと最新の傾向、取り組まれる中でのヒントやアドバイスをさせて頂きます。
様々な医院の皆さんとクレンリネスに取組んで感じている事、多くの医院がご苦労されている事の解決に向けたヒント等々。
クレンリネスに、〝こうでなくてはいけない〟はありません。
初期段階をクリアされている皆さんへ再度基本の部分の確認。そしてさらに効率よくクレンリネスを進められるように、そして楽しく、クレンリネスを進めて頂きたいと思います。
試行錯誤を経て作り上げて来たクレンリネス。
そこへ至るまでの苦労や解決した方法、そして現在の状態。
それは参加者の皆さんの共感を呼び、現在壁に突き当たっている皆さんには道標となります。
発表された方が皆さん口をそろえて言われる事は
「今回、発表してよかったです!」
なぜなら、発表準備の段階で
・これまで行って来た事の振り返りができて、さらなる改善が浮かんだ。
・発表するために正確な知識を再確認できた。
・発表準備は院長先生や他のスタッフと協力する事ができた。
その事でクレンリネスへの意識がさらに高まった。
これまで全ての発表者がこのようなご感想を持たれています。
主催者としては、これまで努力されて来て他の医院の目標となるような環境を作り上げられた、それを発表する事は何よりの宝物になると思っています。
現在では、クレンリネスミーティングで発表する事を目標にクレンリネスを進められる医院様も増えて来ています。
「クレンリネスミーティング2018」で初の実施。
歯科診療のメインとなる存在のユニットは、どちらの歯科医院でも同じく最もキレイにされたい重要部分だと思います。
2018年のクレンリネスミーティングの企画を考えていた時に、ユニットのクレンリネスの実践をする事を前提に考えました。
必然的に会場を歯科衛生士学校にする事と、そこで実習室のユニットを使わせて頂く事が条件になりました。
会場を確保できた時点で全国のクレンリネスリーダーの中から4名の方に依頼をすると全員二つ返事で承諾下さいました。
そうして指名させて頂いた4名の衛生士さんとDCP代表で「ユニットクレンリネスチーム」を作り、半年間ほぼ毎日のLINEでのディスカッションを経て作り上げたユニットの最適なクレンリネス方法。
朝、診療中(患者さん交代時)、診療終了時にそれぞれ行う事とその理由を発表、実技を行いました。
患者さん交代時は30秒で最高のクレンリネス。
2019年からは「感染対策の作業も含めて30秒」と毎年ブラッシュアップしています。
明確な作業とツールそしてその理由、統一された作業仕様や基準がないユニットクレンリネスにDCPが基準を作ろうと、5名が同じ思いで取り組みました。
クレンリネスミーティングが行われる限りこの取り組みはより良い物になるよう継続して行きます。
全国各地の歯科クリニックのスタッフ、クレンリネスリーダー、院長先生がランダムに着席し、院内でミーティングをして事前に準備した困りごとをお互いに相談し合い、最後に全体で共有します。
相談、雑談、なんでも自由に話し合う場です。
感想文にに多く書かれている事が、「他の医院の方も同じことで悩まれていて驚きましたが、他院の人と一緒に解決策を考える場は他にはないのでとても楽しかった。」「他の医院のスタッフのクレンリネスへの取り組みの熱心さに影響された。」「他院のアイデアを知れて有意義だった。」このような言葉が並びます。
これこそが、クレンリネスミーティングを発想した、実現したかった事です。
クレンリネスに取り組んでおられる医院から、院長先生のご発表もあります。
スタッフの皆さんは現場での取り組みを発表して下さり、院長先生からは大きな視点での考え方をお話し下さいます。
クレンリネスミーティングはクレンリネスを追求するだけの場ではありません。
クレンリネスが診療業務を支える事と同じように、診療業務以外の事を楽しく進めて頂きたいと願っています。
その思いから、可能な限り歯科以外の業界から講師やゲストをお招きして、皆さんのゆとりの部分に貢献したいと思っています。
先生や衛生士さんから、診療の姿勢での首や肩・背中の凝りを感じるとよくお聞きして来ました。
そこでクレンリネスミーティング2020 熊本編で、小林が通うDr.ストレッチ博多二丁目店の担当トレーナーさんに依頼し、セルフストレッチ教室を実施しました。
数カ月前から博多の先生を定期的にストレッチの施術を行って頂き、歯科の診療姿勢での体の状態を熟知して頂いた上でその改善方法をレクチャーして頂きました。
セルフストレッチをマスターしようと、皆さん真剣に講義を聞かれていました。
2016、2017はパワーポイントで作成。
2018からはプロの方にデザインを依頼しました。
2019の2枚は、DCP代表 小林が8年前からいつか何かのイラストをご依頼したいと願っておりました、
イラストレーターのChihiroさんの作品です。
【お知らせ】
クレンリネスミーティング2023in千葉
開催を決定しました。
詳細は専用ページをご覧ください。
クレンリネスミーティングは、クレンリネスに取り組んで下さる全国の歯科医院の皆さんが悩みの解消や取り組みが進展するアイデアを共有する場です。
どんな方向性の歯科医院にも共通する課題は〝環境の整備〟
垣根なく本音をオープンにしてみんなで話し合い歯科の現場共通の課題をクリアしていく。
DCPの理念そのものが形になったイベントです。
「こんなことをしたい」「こんなことをやって欲しい」
現場の皆さんの求める事を形にした有意義な1日です。
クレンリネスに取り組み、自分の医院をもっとよくして行きたいと思われる皆さんのご希望やクレンリネスミーティングへのアイデアも募集しています。
ぜひ、全国の歯科の皆さんで一緒に楽しい場にして行ければ幸いです。
2023.5.15
クレンリネスミーティングin千葉
専用ページを公開しました。
2023.3.25
オフィシャルSNSをトップページの『Output』コーナーにまとめました。
アメブロ、Instagram、Facebook、ブログへのアクセスをわかりやすく。
2021/12/25
フロアーメンテナンスのページに「ツヤなし仕上げも可能です。」の項目を追加しました。
2021/6/16
当ホームページの全ページにSSLを導入しました。